| テーマ |
内容 |
2002.07/20号
オワンクラゲの
周年展示について |
クラゲはふあふあと海を漂よう「クラゲ世代」だけでなく、小さなイソギンチャクのような形で岩などに固着している「ポリプ世代」のときがあります。ほとんどのクラゲは二つの世代の交代で一生を過ごします。水族館でクラゲを周年展示するということは、つまり、ポリプ世代をバックヤードで育て、クラゲ世代になったクラゲを展示するという交代制。しかし、これが、言うは易、行うは超難題だらけ。水温や餌の変化であっけなく全滅するナイーブなクラゲたち相手の、愛と苦難の奮闘の道のりを紹介します。(クラゲ担当/中川 秀人) |
2002.01/14号
海遊館の生命線
〜水のはなし〜 |
生きものたちの健康状態と水環境は密接に関わっています。海遊館全水槽で11,000tという量の水、これが予備水槽もいれて60の水槽で生きものたちの命を支えています。一つひとつの水槽をベストの状態に保つために、飼育係には、環境の研究と水質の管理という大切な仕事があります。飼育をとおして、自然界の無駄のなさ、その微妙なバランスに感動を覚えています。(飼育展示部/橋本 尚之) |
2001.07/13号
「以布利 黒潮の魚」
ジンベエザメから
マンボウまで |
海遊館で高知県土佐清水市に設立した「大阪・海遊館海洋生物研究所以布利センター」での生物収集や調査の総集編ともいえる、この研究書の紹介と、執筆までの裏話です。日本では知られていなかった2種の魚の発見のことや、執筆にあたっての、マンボウの全骨格図作成の際の工夫や感動など、お伝えします。(企画展担当/村井 貴史) |
1999.12/11号
イガグリガニの
配偶行動 |
日本海溝水槽のイガグリガニは、繁殖期にオスがメスの脱皮を助けるというおもしろい配偶行動をします。自分の子孫を産卵するまでメスをガードするこの行動を、イガグリガニのカップルを別水槽に移して24時間ビデオで撮影し、観察した記録です。(飼育展示部/小野) |
1999.01/10号
水槽内における
「ホンソメワケベラ」の
掃除行動について |
太平洋水槽で飼育されている「ホンソメワケベラ」は、水槽や他の魚の身体をせっせと掃除している全長約10cmの魚。一夫多妻のハーレムをつくり、そのオスが居なくなると、そのハーレム内でいちばん強いメスが、オスに性転換します。水槽という閉鎖空間内でのホンソメワケベラの縄張りを継続観測し、その掃除行動と他の種との関わりを報告します。(飼育展示部/中川 秀人) |