イカ・イカ・イカ

海遊館6階の特設展示水槽には、上層にアオリイカ、底の方に最近搬入したカミナリイカがいます。

こちらがアオリイカ。
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そしてカミナリイカです。
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この水槽をご覧になるお客様からは「綺麗~」という声よりも「美味しそう~」という声のほうがよく聞こえてきます。

イカは「見る」よりも「食べるもの」のイメージが強い生き物です。

食卓や加工食品などで身近な食材ですが、泳いでいる姿をなかなか見ることはできません。

水族館で飼育できるイカの種類は少なく、世界中で知られている約450種のイカのうち、ごくわずかです。

イカは水族館では展示するだけでなく、飼育生物の餌にも使われています。

餌に使っている冷凍のスルメイカは、そのままラッコやシュモクザメの餌に、小さな魚たちには小さく切って与えます。

海遊館では生き物の餌にイカだけで一日に30kgくらい使っています。

餌用のスルメイカがこちら。

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 そしてイカの切り身。

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今の季節はイカ達の産卵時期。カミナリイカの産卵に続いて、アオリイカも産卵しています。

カミナリイカの卵です。

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 アオリイカの卵。

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イカ達も次の世代へ命をつないでいます。

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