海遊館日記

海と森をつなぐもの

3月14日(金)より開催する企画展示「体感!熱帯雨林」で、西表島のコーナーを作ることになりました。

沖縄県の西表島は熱帯ではないのですが、日本では最も熱帯雨林に似た雰囲気の森があるところです。

展示を行うにあたり、やはり実際に訪ねてみなければ、というわけで、先日取材に行ってきました。

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西表島の魅力はなんといっても海岸です。海から陸へと見渡せば、干潟の渚からマングローブをへて陸上の森林に連続的につながる自然海岸。

すばらしいというほかありません。

大阪付近でもかつては自然海岸が広がっていたはずですが、いまでは多少の砂浜や干潟があったとしても、陸との境目には堤防や道路があり、海と陸が分断されているのです。海から陸まで自然のままつながっている場所は、もうほとんどありません。

自然海岸が広く残っている西表島では、海と陸を行き来する生き物や、海と陸の境目にすむ生き物がきわめて多様で豊かです。ほんとうにおもしろい。

そんな西表島の魅力を紹介していければと思っています。
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