センネンダイ

「太平洋」水槽は、回遊性の強い魚類を主に展示していますが、ハマフエフキやヒメフエダイなど、大きな回遊を行わない種類を8月の海遊館日記で紹介しました。「笛は吹いていないのですが...」

今回ご紹介するのは、片隅というか、結構水槽のど真ん中にいることが多い種類で・・・
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(ダイバーと同じ大きさじゃないですよ!)

これはセンネンダイ。
フエダイの仲間で、大きくなると1m近くにもなるものもいるとか。
横から見ると、濃赤色の帯が3本あり、「小」という文字のように見えます。
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さて、なぜこの魚の名前がセンネンダイなんだろう?と調べてみると、「千年に一度獲れる珍しい魚」というところからきているという説がありました。

分布は南日本から、広くは東南アジア、インド洋、紅海などにもいるということなので、本州ではあまり見かけません。

当館での展示は約10年ぶり。以前は、「アクアゲート」水槽で展示していました。ちょうど1999年から2000年になる時、センネンダイを2尾展示したのです。

センネンダイが2尾で「2000年代」

きゃーっ!!シャレですよ、洒落(笑)。

成長すると全体的に赤っぽくなるようですが、展示中の個体はまだ白っぽいです。

今後の色の変化が楽しみです。

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