カピバラのぴーたん家、ビフォアアフター

先日、「エクアドル熱帯雨林」のカピバラ槽の改良工事についてお知らせしました。

「オジギビト」カピバラバージョン

20160310_1.JPG
ん?何が変わったの?と思われるかもしれません。

この陸場の奥行きは4mぐらいあるのですが、奥は配管等があり、どうしても平面にすることができず、これまでは3段になっていました。

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この写真でいうと、青い線で囲んだ上段、緑の中段、黄色の下段で、下段から先が水場となっていました。

そして、上段左から中段や下段に行くには赤で囲んだスロープで、右からは黒で囲んだトイレに降りるようになっていたのです。
しかし、このスロープが曲者で、なるべく傾斜が急でないように考えてはいたのですが、ぴーたんも年をとってきたので、とてもすべりやすくなってきました。
そこでなんとかできないか、担当で検討し、トイレから上段に行くのはあまりストレスになっていないため、スロープをとりのぞき、代わりに段を増やそう。そして、そこに土や枯れ草などを入れようということになりました。
20160310_3.jpg
上から見るとこんなふう。
20160310_4.jpg
紫の段が増えました。

また、同時に展示開始時から5年たって、床がつるつるになってきていたので、ざらざらになるよう加工しました。

最初は「ん?」となっていたぴーたんですが、すぐに慣れて、1枚目の写真のように新しい段を使ってくれています。\(^ ^)/

動物たちも(係員も?)年をとってきましたので、適時、暮らしやすいような改良をしていきたいと思います。

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