生き物たちがカメラマン? ミニ企画展「バイオロギングってなんだろう~生き物目線で迫る行動と生態~」を開催(7/10~3/31)

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「バイオロギング(Bio-logging)」とは、生き物に小型の記録装置を付けて、その生き物(Bio)が自らの行動を記録(logging)する研究手法です。
観察が難しい海洋生物の行動を記録することで、潜水中の体の動かし方や生態が明らかになってきました。近年、記録装置の小型化とデジタル化などにより、様々な生き物を対象に研究が進み、その新しい成果が世界中で注目されています。
ミニ企画展では、まだ一般に知られていない「バイオロギング」について、広く興味をもっていただけるよう、映像や解説パネルに工夫し、海遊館と北海道大学が共同研究しているジンベエザメの回遊調査やペンギン類の繁殖行動調査をはじめ、コツメカワウソやウミガメなど、海遊館の生き物たちが撮影した生き物目線の映像を紹介します。

【 ミニ企画展「バイオロギングってなんだろう~生き物目線で迫る行動と生態~」 】
期 間:平成27年7月10日(金)~平成28年3月31日(木)休館日を除く
時 間:海遊館営業時間と同じ(最終入館は閉館1時間前)
場 所:海遊館5階 特設会場
料 金:無料(別途、海遊館入館料が必要)
内 容:4つのテーマで、バイオロギングについて映像や解説パネルで紹介します。

バイオロギングってなに? ・バイオロギングの概要を解説
・データロガーの紹介
・海遊館の研究活動
ジンベエザメを追跡しろ! ・ジンベエザメの回遊調査の結果を紹介
イワトビペンギンの繁殖行動を見つけ出せ! ・バイオロギングで解き明かす繁殖行動の研究紹介
生き物目線で観察しよう

・小型カメラを付けた生き物が撮影した映像を紹介ジンベエザメ、コツメカワウソ、オウサマペンギン、ウミガメ、タカアシガニ、カマイルカ


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