海遊館の「日本の森」の人気者といえばコツメカワウソの家族ですが、コツメカワウソは東南アジアにすむカワウソで、日本のカワウソではありません。

日本にいるのはニホンカワウソという種類で、コツメカワウソよりも大きく、小型犬くらいの大きさがあります。昔は北海道から九州まで広く生息していたの ですが、いま絶滅の危機に瀕しています。その毛が柔らかくて肌触りがよいため、戦前から戦中にかけて毛皮などにするため大量に捕獲され、戦後は生息できる 場所がどんどん減ってしまいました。天然記念物に指定されて保護されているものの、1979年に四国で生息が確認されてから後、その生きた姿は誰も見てい ません。
カワウソは、イタチ科のなかまですが、水中生活に適応した体をしています。足には水かきがあり、後ろ足は短く、泳ぐときに舵取りをする長い尾を引きずるように歩きます。前足は大変器用で、小魚やカエルなどのエサを両手でつかんで口に運びます。
海遊館では、日本の森にも、カワウソが戻ってくるように願って、東南アジアのコツメカワウソを「日本の森」水槽に展示しています。海遊館では、コツメカワウソの第2世代が誕生しています。かわいい赤ちゃんアルバムをごらんください。



