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アクアゲート 生きもの紹介・ウラ話
 
【アクアゲート担当より】
『カタクチイワシ奮戦記』 (2003.10.23)
   トンネル型水槽「魚のとおりぬけ・アクアゲート」では、アクリルパネルの存在を忘れて、魚を直接手でさわれるような不思議な感覚におちいります。また、泳いでいる魚を下から見ることができ、まるで人が笑っているかのようなエイのお腹側もじっくり観察できます。この水槽でイワシの群れを下からじっくり観察していただきたい!と思い、先日、瀬戸内海に浮かぶ家島から約5,000尾のカタクチイワシを搬入しました。

 家島では秋から冬にかけて全長10cmくらいのイワシがたくさん獲れ、漁師の方々がカツオ漁のエサ用に生簀(いけす)で飼育されています。トラックに輸送用タンクを積んでいざ姫路へ!港に到着すると、漁船からタンクへとイワシを移動します。イワシは漢字で「鰯」と書くように、ウロコがはがれやすく、とても弱い魚です。慎重に慎重に、水と一緒にバケツでそーっとすくいます。水が入ったバケツはとても重く、漁船とトラックを何度も往復するのは、とても大変な作業です。

 トラックへの移動が終わると、イワシが飛び出さないようにフタを閉じ、水温・水質をチェックしながら安全運転で海遊館へ戻ります。約2時間後、無事到着。

  イワシたちも元気です。ホッとしたのもつかの間、今度は「アクアゲート」水槽にイワシたちを移します。再びイワシを水ごとバケツに入れるのですが、この時にバケツに入ったイワシの数を数えます。やっとのことで、すべてのイワシを移し終えたころにはもうクタクタ。ですが、カタクチイワシが泳ぐ美しい姿を見ると、とてもうれしくて充実した気持ちになりました。
カタクチイワシの群れ
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