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皆さん、ワシントン条約「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」をご存じですか?この条約によって、野生生物を許可なく外国に持ち出したり、持ち込むことはできません。
にもかかわらず、先日、関西国際空港の税関でこっそり外国から持ち込もうとされていたカワウソが保護されました。カワウソもこの条約で保護されている動物です。残念なことに、このように税関で保護される動物は、年間かなりの数があるそうです。
動物はいつまでも税関にいるわけにはいかないので、結局は動物園や水族館などが保護預りをします。海遊館にもアジアアロワナやインドホシガメ、ミズオオトカゲなど、同様に保護された生き物がいます。
また税関で見つからず持ち込まれた場合、少し前にはオランウータンが話題にのぼっていたように、高価なペットとして売買されているようです。最近のペットブームが、こんな生き物たちを産み出しているような気がしてなりません。
今回保護されたカワウソは、生後1ヵ月ぐらいのまだミルクが必要な赤ちゃんです。なのに親から引き離され、長い輸送のストレスをかけられて連れて来られました。これから無事に育ってくれるかどうか心配です。また、これら保護された生き物たちは、故郷に帰れる保証はないのです。
このような悲劇がこの先起こらないように、生物を持ち込んだ人に最後まで責任を負わせるなど、より厳しい方策が必要に思われます。
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