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モンタレー湾 生きもの紹介・ウラ話
 
【アザラシ担当より】
『アザラシさん、いらっしゃい』 (2007.9.7)
   「モンタレー湾」水槽をご存じですか?そう言われてもピンとこないかもしれませんが、カリフォルニアアシカとゴマフアザラシが暮らしている水槽です。

 少し前から、この水槽に水色の大きな物体を浮かべています。水面にぷかぷかと浮かんでいて、すぐにわかります。この水色の物体は「フロート」と呼ばれていて、この上にアザラシたちが登ることを期待して設置しました。

 普段、アザラシたちは、水槽の奥の見えない部分に上陸して眠ることが多く、ぐっすりと寝ているその姿は体毛が乾いてフアフア〜っとなり、とてもかわいいのです。しかし、残念ながらその姿を観覧通路から見ていただくことはできません。そこで、お客様にもなんとかその姿を見てもらえないかと、考えたのがフロートでした。

 しかしながら、警戒心の強いアザラシは、なかなかフロートに登ってくれません。この警戒心を解くにはどうしたらよいだろう?考えた末に、フロートの上でエサを与えてみることにしました。

 ぷかぷかと浮かんでいるフロートの上に登ってみると、少し移動するだけで大きく揺れて、水槽にドボンと落ちてしまいそうになります。片手にエサの入ったバケツを持ちながら、落ちないようにバランスを取ります。腹ぺこの勇気あるアザラシがフロートに上がってくると、ゆらゆらと大きく揺れて大変でしたが、なんとかエサを与えることができました。

 数日後、なんと!1頭のアザラシがフロートの上で寝るようになりました。お客様からも大人気。よしよし!作戦成功!と思っていましたが、残念ながら長くは続かず、もとの見えない場所で寝るようになりました。アザラシたちに気に入ってもらうには、まだまだ工夫が必要です。さて、次は何を試そうかな。

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