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パナマ湾 生きもの紹介・ウラ話
 
【ナマケモノ担当より】
『キミノ名ハ』 (2002.6.7)
   …眠いだけなんだ。そこにいるだけなんだ!なのに姿を見るや「怠けてる」と言われてしまう、彼の名はナマケモノ。24時間中20時間は睡眠。消化さえ自ら行わず、バクテリアまかせというから怠けっぷりは期待以上?!

 とはいえ、「ナマケモノ」という名前、大した授かり物ではありませんか?長所や実態を名の由来とする動物は多いけれど、これ程までに擬人化され、ライフスタイルまでも人間主観から具体化された名を持つ動物はそう多くないはず。働き蜂が良いとされた時代背景の反映か、はたまた本当に怠けていたのか…。

 されど侮るなかれ、ナマケモノは素晴らしき能力者。なぜならその姿に、人々はゆったりとした、なんともいえない笑顔を浮かべるのです。ナマケモノの動きに合わせてゆっくりと首を傾ける、すると徐々に心までゆるりとなり無意識に顔まで緩んでくる。イルカや仔猿(こざる)を見た時とはまた別の、実にリラックスした、いい表情です。

 そう、まさにナマケモノは現代社会が渇望している "癒し系"。もし今、改名するなら間違いなくこの名前、それは"イヤシモノ"。その姿を見た人は口々に言うのです。「いやされるぅ、癒されるぅ。」そして皆、ぽわんと浮かべる優しい笑顔。
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