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10月20日にオウサマペンギンのヒナが孵化しました。本来なら「南極大陸」水槽内で、親に育てられながら大きくなっていく姿をご覧いただきたいのですが、産卵した親鳥が、以前に育児放棄をしたことがあるため、今回は飼育係員が親代わりになって、バックヤードで育てています。
オウサマペンギンの親は、自分が食べたエサ(少し消化してドロッとした物)を吐き戻して、ヒナに与えます。そこで、それと同じようにするために、シシャモを三枚におろしてから、ミキサーにかけてすり身状にして、ビタミン剤と消化酵素を混ぜてエサを作ります。そして、先端を切り取った注射器にエサを入れて、ヒナに与えます。
孵化後数日間は、3時間おきにエサを与えるため、飼育係員は泊まり込みの作業になります。ヒナの成長と共に、エサを与える時間の間隔を長くして、エサもすり身からミンチに変え、さらに輪切りへと変えていきます。
今ではシシャモを丸ごと食べるようになり、体重も孵化直後の25倍、約5kgになりました。「南極大陸」水槽へのデビューはまだ少し先になりますが、楽しみに待っていてくださいね。
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