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8月10日の早朝、予備水槽で飼育中のカマイルカ「アーチ」が元気なオスの赤ちゃんを出産しました。カマイルカの出産の兆候は、体温が徐々に下がったり、乳が出たり、体を曲げたり反らしたり、食欲がなくなったりします。出産前日には体温が0.5度下がったため、夜間も観察を行うことにしました。
21時と24時には大きな変化が見られなかったのですが、午前1時50分、アーチの生殖孔から黒いものが出ているのを確認しました。それは赤ちゃんの尾ビレでした。鯨類は通常、尾から出産します。その後、胴体の部分が徐々に出始め、3時31分に思わず「あ…生まれる!」と飼育係員が大きな声で叫んだ瞬間、アーチが出産しました。
出産直後に赤ちゃんが溺れることが一番心配でしたが、そこは出産3回目のアーチ、吻先で赤ちゃんを水面に押し上げるなど、しっかりと赤ちゃんの泳ぎを助けていました。
現在、赤ちゃんの成育は順調で、生まれた時よりふた周りぐらい大きくなり、母親から離れて泳ぐことも多くなりました。これからの成長が楽しみです!
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