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「グレート・バリア・リーフ」水槽では、2匹の大きなニセゴイシウツボを展示しています。ウツボといえば、大きな口に鋭い歯を持つ凶暴な魚だと思われる方が多いかもしれません。日中はサンゴの間でじっとしていることが多く、実はとてもおとなしい魚です。
この2匹のウツボにエサを与えるときは、飼育係員が直接水槽に潜ってウツボがいる場所まで行き、長いトングのような道具を使い、それぞれに与えます。しかし、彼らの前にただエサを持って行くだけでは、彼らは食べてくれません。それぞれエサの好き嫌いがあるのです。
飼育係員は、彼らの好みに合わせてエサを用意するのですが、好きなエサばかり与えていると栄養が偏ってしまいます。それではウツボの健康のためによくありません。そこは飼育係員の腕の見せ所。彼らの好物のイカの中に、苦手なアジをこっそり隠してエサを与えるなどの工夫をして、色々なエサを与えるようにしているのです。
そうとは知らず、おいしそうに苦手なエサを食べるウツボたち。食べた瞬間、飼育係員は「やった!」と心の中でガッツポーズをします。そんなグルメなニセゴイシウツボたちのために、新メニューを日々考案中です。
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