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生き物の観察は、飼育係員の大切な仕事です。泳ぎ方や呼吸数、ケガはないかなど、普段と変わったことがないかよく観察します。「太平洋」水槽を毎日のように見ていると「メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)は、毎朝同じコースを泳いでいるな」とか「ネムリブカはいつもここで寝ているな」ということがわかってきます。私たち人間と同じように、魚たちもそれぞれお気に入りの行動パターンを持っているようです。
ところで海遊館では、生き物を観察することをワッチ(watch)と呼んでいます。「ワッチに行ってきまーす」みたいな使い方です。メモ用紙を持った飼育係員が水槽を眺めていたら、それは“ワッチ中”です。
オニイトマキエイ(マンタ)にも、お気に入りの行動がいくつかあります。「ダイバーが出す泡で宙返りする」は、ちょっと有名?になってきました。回転している時は、無我夢中の様子です。
また、餌を食べた後、「水面で口を開けて泳ぐ」のは定番の行動パターンです。これらの行動をしているオニイトマキエイをワッチしていると、「もしこれが自然の海だったら、浮いているゴミも食べてしまうだろうなぁ」といつも思います。
6月は環境月間ですね。たくさんの生き物たちが、健康でお気に入りの行動ができるような、暮らしやすい地球でありますように。
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