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10月3日、「太平洋」水槽にヨコワ(クロマグロ)を搬入しました。クロマグロといえば、“本マグロ”とも呼ばれる最高級の魚。水槽を泳ぐクロマグロを見ると、ほとんどのお客様が「おいしそ〜、トロ食べたい!」と言われます。
高知県の甲浦(かんのうら)では、クロマグロの幼魚を“ヨコワ”と呼びます。漁師さんにお願いしてヨコワを分けてもらいました。甲浦から大阪までの輸送には、水槽がある漁船を使います。なにしろ、昼前に出港して、大阪に着くのは翌朝という長旅です。船酔いやトイレ(大)、ヨコワが途中で死なないか?など心配事がたくさんありました。
出港してから30分も経たないうちに、1回目の船酔い。私はフラフラですが、ヨコワたちは元気です。次第に波も治まり、元気を取り戻したと思ったら、また波が。2回目の船酔い。飲み物すらほしくないので、トイレの問題はなさそうです。ヨコワたちは元気です。夜になり、星を見ながら、ヨコワの観察を続けます。早朝3時、関西国際空港が見えたころから、とても激しい波に!船酔いは最高潮に達しながら、海遊館前の岸壁に到着しました。
ヨコワの体はとても傷つきやすく、皮膚にケガをすると死んでしまうので、ビニール製の網でそっとすくい大切に運びます。「太平洋」水槽に放すと、元気に泳いでくれました。
今はまだ小さなヨコワですが、エサを食べる時は、まさにミサイルのような速さで泳ぎます。早く大きくなって“本マグロ”になってほしいです。
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