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太平洋 生きもの紹介・ウラ話
 
【魚類担当より】
『ジンベエザメ「海くん」の腹時計』 (2007.6.8)
   「ジンベエザメはサメの仲間です」と書くと、とても怖いイメージですが、実際には大変おとなしく、人に危害を加えることはありません。食べ物は、プランクトンで、海遊館では、大きさ2〜3cmのオキアミやイサザアミなどを与えています。

 では、ジンベエザメの歯はどうなっているのでしょう?映画に登場する人食いザメのような鋭い歯はありません。ツマヨウジの先くらいの大きさの小さな歯がたくさん並んでおり、口の中を見ても歯があるのがわからないくらいです。小さなプランクトンを丸のみして食べるため、歯を使わなくなって退化しているのです。

 「海くん」は前号でもお伝えしたとおり、エサを順調に食べて「太平洋」水槽にも慣れてきました。エサの時間は10:30と15:00の1日2回なのですが、最近あることに気がつきました。エサの時間が近づくと、特定のコースをスピードを上げて泳ぐのです。これは「索餌(さくじ)」といい、エサを探している行動です。時計を持っていないジンベエザメは、やはり腹時計で時間がわかるのでしょうか?

 以前、以布利センターで飼育していた時は、エサの時間は15:00の1日1回でしたが、やはり泳ぐスピードが上がっていました。「海くん」は、約20日間で海遊館での給餌時間を学習したようです。
ジンベエザメの口の中▲ジンベエザメの口の中

後ろから見ると、まさにサメです
▲後ろから見ると、まさにサメです
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