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太平洋 生きもの紹介・ウラ話
 
【魚類担当より】
『海くんを輸送せよ!〜脂の乗った中年編』 (2007.6.15)
   さて、ジンベエザメ「海くん」の高知県からの輸送は、海遊館史上かつてない大作戦となりました。なんせ、過去の輸送で使用した高知〜大阪間を結ぶフェリーが数年前に営業終了!では陸上をトラックで輸送?しかし、途中の峠などの山道は超難関です。というわけで、今回は「船を借りて海上輸送でGo!」となりました。それで「海くん」を収容する専用のコンテナが積めるのか、新鮮な海水をくみ上げることができるのかなど、様々な条件をクリアーすると、なんと航空母艦のような船を借りることになりました。

 そして、高知県土佐清水市の地元のご婦人方が作ってくださった「魚飯=イオメシ」のオニギリ(極めて美味!海遊館サマーツアーで味わえますよ)をたっぷり積み込んで、いざ大阪へと出発しました。

 輸送予定時間はなんと24時間!途中飛び交うトビウオやイルカの群れなどに歓声を上げつつ、順調に進みました。輸送中は常に2名の飼育係員が輸送コンテナに入り、「海くん」がコンテナの内側に体をあててケガをしないように、いわば「人間クッション」となりました。この日のため(?)に備えたメタボリックなおなかが役立ちました。ボヨヨンです。“ふくらはぎの裏もいいねえ〜”とか言っていると、たまに激しく動く「海くん」。その都度「海くん」と輸送コンテナに挟まれた我々飼育係員は、「グェェェ〜」とうめきつつ、「元気そうだね」と泣き笑いをしたのでした。

 そして、やがて日が沈み大阪湾に入ったころ…緊迫の次号に続く!
ジンベエザメ「海くん」
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