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9月12日、5代目「海くん」が「太平洋」水槽にデビューしました!
5代目海くんは今年6月に高知県室戸岬近くの定置網に入り、その後、高知県の土佐清水市にある「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」で飼育していました。海遊館では、4代目海くんの野生回帰の時機を模索していたことと、5代目海くんの飼育も順調なことから、4代目海くんに代わり「太平洋」水槽にデビューすることとなったのです。
ところが問題発生。「太平洋」水槽では体盤幅約3mもあるオニイトマキエイ(マンタ)も飼育しています。5代目海くんにとって、これだけ大きな生き物と同居するのはおそらく初めてで、びっくりするはずです。担当者で話し合った結果、搬入後しばらくの間は落ち着いた環境が必要と判断し、同じ水槽内で“別居”させることにしました。そして『「太平洋」水槽仕切り網作戦』が発動されたのでした!
私も含め、輸送部隊が高知に出発してしまったので、海遊館にはギリギリの人数の飼育係員しか残っていません。しかも、5代目海くん搬入まではたったの2日間。その間に、居残り部隊は仕切り網やそれを固定する土嚢(どのう)やロープなどを全て準備して、水槽内に設置しなければなりません。正直、難しいかなと思いました。
しかし2日後、海くんと一緒に海遊館に帰ってくると、なんと「太平洋」水槽の一角が見事に仕切られ、オニイトマキエイがその中で、何もなかったかのように泳いでいるではありませんか!“職人飼育係”のYさん・Kさんコンビの超魔術があったに違いありません。
その甲斐もあって、海くんは、搬入の翌日からさっそくエサを食べ始め、オニイトマキエイも仕切り網の中で元気良く泳いでいます。
もしこの網をご覧になったら “どうやってオニイトマキエイを仕切り網内に移動させたのか?”と考えてみるのも面白いかもしれません。(この仕切り網は海くんが水槽に慣れた時点で撤去し、海くんとオニイトマキエイを同居させる予定なので、もし網がなくなっていたらゴメンナサイ!) |

▲5代目「海くん」

▲上から見た仕切り網

▲網の中で泳ぐオニイトマキエイ(マンタ)
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