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クック海峡 生きもの紹介・ウラ話
 
【タカアシガニ担当より】
『給餌難易度 No.1』 (2004.1.1)
   甘エビ、シシャモ、アジ…。たくさんの餌を抱え、飼育係員は日本海溝水槽へ向かいます。そこには、頑固な食通・タカアシガニがいるのです。

 給餌棒(きゅうじぼう)と呼んでいる、細くて長い棒の先に餌をつけて、水槽の底にいるタカアシガニに給餌をするのですが、これがなかなかたいへんです。棒が少しでもゆれると、餌が落ちてしまうのです。慎重に"シシャモつき給餌棒"を水中に入れます。「落ちるな、落ちるな」と念じながら、少しずつシシャモを降ろしていきます。運悪く、日本海溝の影のボス、ハシキンメ(魚類の一種)に見つかるとたいへんです。

 ボスはなぜか給餌棒に激しいかみつき攻撃をしてくるのです。いくら「やめて」と言ってもやめませんが、甘エビ1つで手を引いてくれることが、最近わかりました。

 わんぱくな影ボスを何とか通過し、さぁ、やっと給餌です。「タカアシガニさん、待たせてゴメンな。美味しいシシャモ、いっぱい食べや。」 食通は言います。「わしゃ、今日はイカしか食わん。」
タカアシガニ
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