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有明海沿岸では、昔からクラゲを食べるという食文化があります。8〜10月頃、沖合でクラゲ刺網(さしあみ)や掬網(すくいあみ)によって漁獲され、塩とミョウバンで加工されたものが市場や魚屋さんに並びます。
食用にされるクラゲは、ビゼンクラゲ(地方名:アカクラゲ)とヒゼンクラゲ(地方名:シロクラゲ)で、成長すると傘径50cm以上にもなる大型のクラゲです。
仕掛けた刺網にかかり、上がってきたクラゲの大きさには驚かされます。今回、ぜひ、皆様にもご覧いただきたいという思いから、ビゼンクラゲの展示にチャレンジすることとなりました。
9月17日早朝に捕獲してから、18日早朝に海遊館に到着するまで、ほぼ24時間。船中では、クラゲの状態をチェックしながら、それぞれの水槽ごとに2時間おきに合計51回の水換えを行ないました。その甲斐あってか、水槽に収容したクラゲは元気よく泳ぎ、その力強さに圧倒されます。
ビゼンクラゲは、今ではその発祥地である岡山県でも見られなくなってしまいました。その貴重なクラゲを少しでも長く展示できるように努力していきたいと思っています。また、当館で繁殖した赤ちゃんビゼンクラゲも展示していますので、ぜひ、この機会にビゼンクラゲに会いに来てください。
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