| |
「ふあふあクラゲ館」にカギノテクラゲを展示しました。小さな透明のかさに、細い触手が八方に伸びている、かわいいクラゲです。触手の先の方が「く」の字に折れ曲がっているので「カギの手」という名前がついたようです。山形県の鶴岡市立加茂水族館からいただいたものです。
このカギノテクラゲ、どちらかというと泳いでいるより、何かものにしがみついて休んでいるほうが好きです。展示水槽に入れると、さっそく休む場所を探し始めました。一番のお気に入りは、私たちがスキマーと呼んでいる部分、水槽の中を循環している海水の出口にあたるところのようです。ここは、プラスチックのネットがかぶさっていて、クラゲにとって、ちょうどつかまりやすいのかもしれません。
でも、スキマーは水槽のすみっこにあるため、すべてのクラゲがここにしがみついていると、お客さまからちっとも見えなくなってしまいます。そこで、スキマーの下からポコポコと空気を送り込んでみました。するとクラゲは空気の泡に邪魔されてスキマーから離れていきました。
ちょっとかわいそうですが、なんとか水槽の真ん中あたりのよく見えるところに落ち着いてほしいと思ったのです。ところが、クラゲたちはしばらくすると、スキマーの中で空気の泡があまり当たらないところを探し出して、またしがみつき始めました。うーん、何かいい手はないものか…。
|
 |