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この季節になると、あちこちでジングルベルの音楽が鳴り響いています。「ふあふあクラゲ館」でも、クリスマスムードを盛り上げるために、雪の降る水槽をテーマに展示をしてみてはという案がでました。
ミズクラゲには、エフィラという赤ちゃんの時期があり、見た感じは雪の結晶そっくりです。普通エフィラは、自由に海中を漂っていますが、水槽の上から下へ弱い流れをつければ、エフィラが雪のように見えて、雪降る水槽に見えないかというアイデアをもとに、頭の中に水槽の設計図が浮かんできます。これはすぐにできそう、と思ったので水槽製作の担当になり、まず試作バージョンができました。水温、水流調整、ろ過器などをいろいろつけた、よくばり水槽になりました。
エフィラを入れると、まずまずの動きです。しかし、10分、20分と経過するうちに、エフィラがろ過器のある側に移動していきます。微妙な流れが、エフィラをろ過器側に運んでしまうようです。これでは、エフィラがろ過器に吸い込まれてしまいます。水流を弱めたり、仕切りの孔を細かくしたりして工夫をしましたが、どうしても移動して見えなくなってしまいます。
試行錯誤の末、ろ過器を外して仕切りも孔のないものに交換し、水流を起こす方法も変えてと工夫を重ねた結果、とてもシンプルな構造の水槽になりました。生物はなかなか予定どおりに動いてくれないなぁと、改めて思いました。水槽を奥まで覗き込むと仕掛けがわかります。あっ!あまり見ないでください。すごく単純です。完成した水槽では、綺麗に雪が降るようにエフィラが浮遊しています。
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