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ふあふあクラゲ館 生きもの紹介・ウラ話
 
【クラゲ担当より】
『手塩にかけたタコクラゲ!』 (2007.8.31)
   毎年、夏場になると「タコクラゲが出たよ!」と情報が届き、それを聞いて採集に出かけます。しかし、今年は違います。

 というのも、バックヤードの水槽にタコクラゲの赤ちゃんを発見したからです!どうも偶然生まれ育ったようで、最初はチラホラと数が少なかったのですが、ある日たくさんの赤ちゃんが泳いでいるのを確認しました。私は今年の4月からクラゲ担当になり、現在もクラゲの飼育について勉強中ですが、この赤ちゃんたちを必ず大きく育ててみせると誓ったのでした!

 わずか3mm程の赤ちゃんクラゲは、水槽の水流が強すぎるとうまく育たないため、先輩方のアドバイスを参考にして、最初は小さな容器で飼育し、成長に合わせて大きめの容器に移して育てました。

 タコクラゲの飼育のポイントは強い光です。タコクラゲは体に褐虫藻(かっちゅうそう)と呼ばれる藻類を共成させていて、エサを食べる以外にも、その褐虫藻が光合成をして出した栄養分をもらって成長します。そこで同様に強い光を必要とするサンゴの水槽の横に飼育容器を置いたり、中でも成長が遅いクラゲには屋外で日光浴(とても暑かったのですがクラゲのためです)をさせるなどして育てました。

 そしてついに傘の直径が約5cmにまで成長させることができ、8月21日から無事に「ふあふあクラゲ館」に展示することができました。初めて小さなクラゲを大きく育てることができ、さらにそのクラゲをお客様にご覧頂けたので、とてもうれしく思います。ぜひ、海遊館生まれのタコクラゲを見に来てください。





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