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10月26日から「ふあふあクラゲ館」でエチゼンクラゲの展示をはじめました。エチゼンクラゲといえば、ニュースなどで「巨大クラゲがおしよせた」とよく話題になっている、あれです。でも展示しているのは海で泳いでいるような巨大なものではなくて、海遊館で繁殖させた子どものクラゲです。
巨大クラゲの群れがおしよせると、魚がとれなくなって困るので、なんとか大発生の仕組みを探ろうと、大学や水産研究所などで研究がはじまりました。それにはまず、エチゼンクラゲの生活を知らないといけません。そこで、その幼生のポリプ(※)を飼育してさまざまな研究が行われています。
海遊館で展示中のエチゼンクラゲは、このようにして大学で飼育されていたポリプを分けていただいて、クラゲまで繁殖育成させたものです。海遊館でもこのクラゲの謎を解明するのに少しでもお役に立てればと思っています。
しかしながら、悪役イメージとは裏腹に、海遊館の水槽で泳いでいる手のひらサイズの子どもエチゼンクラゲは、ほれぼれするほど繊細で美しいです。大きく育てたいと思う一方で、ずっとこのくらいの大きさだったらいいのに、とも思ってしまいます。
エチゼンクラゲは約1ヵ月間の限定展示ですので、お早めにご覧ください。
※ポリプ…クラゲの一生は、一般的に水中を浮遊するクラゲの時期と、岩などの上に固着してイソギンチャクのような生活をする時期に分かれる。岩などに固着した状態をポリプという。
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