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みなさんはフグといえば何を思い浮かべますか?「てっさ」「てっちり」などのフグ料理で有名なのはトラフグ。海遊館の人気者ハリセンボンやマンボウもフグの仲間です。
さてここで突然ですが、『フグ』って漢字で書けますか?正解は『河豚』。「あれ?フグって海にいるのに意外だなぁ」と思われる方もいるかもしれませんね。実は淡水(川)で暮らすフグもいるのです。そこで今回の特別展示は、そんな淡水フグたちをクローズアップしてみました。
なかでも目玉となる、幻のフグ「バイレーズ・パッファー」は国内水族館初登場となるとても珍しいフグです。だって…毛が生えてるんですもの…(ま、実際は毛ではなく皮弁とよばれるものなのですが)。通称「ケフグ」(まんまですね)と呼ばれ、その毛は成長とともに伸び、増えてゆくそうです。なんだかうらやましいなんて声が聞こえてきそうな…なんて。事実、私が世話を始めてから一回りほど大きくなりましたが、確かに毛は伸びてきています。まだ子どもなのでどれだけモサモサになるのか楽しみです。
その他にも、世界最小のフグ「アベニー・パッファー」やキョロキョロした目がキュートな「ナイル・パッファー」など、すでに飼育係員の間でも「カワイくない?カワイイ〜」とファンが急増中。最初の頃こそ人間を警戒していたフグたちも、今ではとても馴れていて、人影が見えると「エサちょうだいー!」とアピールするほどです。
そんな可愛らしいフグたちが、いっそう魅力的に見えるように装飾にもこだわっています。薄暗い館内にふわ〜んと香る、お香の匂い。壁に絡まるツタ…。「ケフグ」の採集地であるラオスのイメージです。生物だけでなく、その生息環境にもちょっと思いを巡らせてもらえたら、と思います。
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▲河でくらす河豚たち展
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