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特別展示 生きもの紹介・ウラ話
 
【クリオネ展示担当より】
『不思議な生物の飼育は神業?が必要?』 (2005.2.18)
   海遊館でクリオネの展示を始めてから、はや10年が経ちました。当初、バックヤードでは数個体を四角い水槽に入れ、エアレーション(いわゆるブクブク)を設置し、エサの貯蔵のための冷蔵室の片隅に居候させてもらいました。しかし、羽ばたくように泳ぐクリオネは水槽の壁にぶつかるたびに体表がこすれ、翼足が少しずつ縮んでしまいました。また、個体同士がぶつかるのを防ぐため、あまりたくさんを一緒には飼育できませんでした。飼育水も5℃前後の冷水のため、室温との温度差で水槽に結露が発生してしまい、中の観察が充分できませんでした。

 それらの問題をクリアするために考えぬいてたどりついたのが、クラゲの飼育にも使われる特注のクレイセル水槽を直接、冷蔵ショーケースに入れる方法です。これだと結露対策はバッチリ。さらに水槽に入れる海水を、オホーツク海の水質に近づけるためのマル秘テクニックと、クリオネが壁にぶつからないようにするための神業的な水流調整を経て、ようやく現在の飼育方法に達することができました。

 今回特別展示している10個体は、海遊館で2年近く飼育しています。10年前、1ヵ月飼育するのにどれだけ試行錯誤の連続だったか…(TT)。現在は、ほぼメンテナンスフリー(^^)Vです。そんな苦労を♪知っているのに?知らんふりぃ〜なぁ〜ぜ?♪古ぅ〜…そんなこんなの快適空間で泳いでいる今年のクリオネを、ぜひ見に来てください!
クリオネ
▲クリオネ

クリオネの水槽
▲楽園 快適水槽?

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