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特別展示 生きもの紹介・ウラ話
 
【特別展示担当より】
『オニヒトデ』 (2005.10.21)
   生きたサンゴを見たことがありますか?生きたサンゴ??そもそも泳ぎまわったり、歩きまわったりする生き物ではないので、生きている、死んでいるというイメージがわかないかもしれません。でも、よ〜く見ると生きている!!ことがわかります。

 生きているサンゴは、緑色だったり、茶色だったり、いろんな色をしていて、枝のひとつひとつをじーっと見ると、小さくて花のような形をした“ポリプ”がたくさんあります。カラフルで小さなお花が咲いている生き物って素敵でしょう。

 海遊館で飼育しているサンゴは、特別な許可を得て和歌山県串本町で採集したものです。昨年の冬のこと、その串本町でオニヒトデが大発生したというニュースが飛び込んできました。たった2ヵ月の間に、約13,000個体ものオニヒトデを駆除したそうです。

 以前は、“串本でダイビングをして、オニヒトデを見つけたらラッキー”という感じでしたから、駆除したオニヒトデの数は相当多いと思います。オニヒトデはサンゴを主食としているので、その数が増えすぎるとサンゴに大きな影響を与えてしまいます。オニヒトデに食べられたサンゴは死んでしまい、真っ白になってしまうのです。

 串本町では、串本海中公園センターの職員の方が中心となって、オニヒトデの発生に関するとても詳しい調査を行っています。私は、今年の6月にオニヒトデの駆除活動に同行させてもらいましたが、初めての参加でも、簡単に5〜6個体見つけることができました。慣れた方は、数十個ものオニヒトデを捕まえていました。

 オニヒトデの大発生は、海水温の上昇が原因のひとつと言われていて、これには私たち人間の活動が関係していると考えられます。オニヒトデの大発生は、地球上でおこっている異常を私たちに教えてくれているのかもしれません。そんな思いから、10月13日より、海遊館6階サンゴ水槽の横でオニヒトデの展示をはじめました。




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