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スナメリという動物をご存知でしょうか? 大きさ1.5〜2mの小型のイルカで、背びれがないのが特徴です。実は大阪湾にも生息していて、岸からあまり離れずに生活しているため、一昔前は大阪湾の漁師さんもよく見かけたそうです。しかし、そのために人間活動の影響を受けやすく、水質汚染や船舶の航行など、彼らの周りは危険がいっぱいです。
近年、大阪湾のスナメリの生息調査が開始され、その結果、スナメリの生息数が減少しているおそれがあります。そんなスナメリたちのことを少しでも考えてもらう企画展が「スナメリたちのすむ海・大阪湾」です。大阪湾のスナメリの生態や調査報告などをパネルで紹介するとともに、大阪湾の生き物たちも展示しています。ここでの注目はスナメリの骨格標本です。スナメリなどのイルカの祖先は陸上を歩いていましたが、水中生活に適応してゆく過程で、前あしを胸びれに変え、後あしを退化させました。骨格標本の胸びれを見ると、確かに5本の指状の骨があります。また、後あしを支えていた骨が小さく退化して残っているのがわかります。
さらに、9月2日(日)には、大阪湾のスナメリの状況についての講演会や、大阪湾の生き物を使った体験イベントも
開催します。
この機会にスナメリたちのたどった長い進化の跡を感じると共に、この貴重な生き物と人間の明るい未来を考えてもら
えればうれしいです。 |
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