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カラスエイというエイをご存知でしょうか。もしかしたらエイの仲間で一番かも…!というくらい、おもしろいエサの食べ方をするエイなのです。
エイのエサは、主に海底にいる生物です。エイの口は腹側にあるので、普通はエサの上から覆いかぶさるようにして食べます。しかし、カラスエイはなんと水面付近でひっくり返り、水面付近にいるイカや小魚などのエサを、まるで背泳ぎをするかのような姿勢で食べるのです。なんともエイらしからぬ動き…。私も初めて見た時はびっくりしました。さらにそれだけでなく、捕らえた獲物を逃がさないように身体を丸めて、まるで抱きかかえるかのような行動をするのです!
そもそもこのようなエサの食べ方をするようになったのは、カラスエイのすむ環境にあると考えられています。ほとんどのエイは、沿岸近くの浅い海の海底付近にすんでいますが、カラスエイが暮らすのは海のずっと沖合の方で、他のエイが暮らすような浅い海ではありません。そのため、海底まで獲物を捕りに行くことが難しく、水面付近でエサを捕まえると考えられています。その時せっかく捕らえた獲物を逃がすまいと、このようなエサの食べ方になったと言われています。
現在開催中の特別企画展「おさかな行動×展示 ふしぎスコープ」では、このカラスエイを実際にご覧いただけます!さらに、係員の解説付きでエサを与える時間もあるので、カラスエイがひっくり返ってエサを食べる様子を、ぜひ近くで観察してくださいね。
さあ、では今日も、カラスエイの大好物のイカとエビを持って解説に行ってきます!皆さんが見に来てくださるのを、カラスエイと共に楽しみに待っています。 |

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