
▲数十年前まで大阪湾にも生息していたという特別天然記念物のカブトガニは、今では全く見られなくなりました。これは、大阪湾で捕獲されたカブトガニの標本です。
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かつては瀬戸内海から、九州北岸にかけての干潟に多くのカブトガニが分布していました。近年急速にその生息数が減少し、水産庁による「日本の希少な野生水生生物に関するデータブック1998年」において絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)に指定されています。
※カブトガニ 英名horse-shoe-crab 学名Tachypleus tridentatus
体は丸い甲羅に覆われ、長い尾がある。全長60cm。北九州の一部と瀬戸内海にすみ、個体数は減少している。中国南部や台湾にも分布している。 |
大阪湾にもたくさんのカブトガニがすんでいました。しかし、戦後の開発によって、埋め立てや護岸工事がすすめられ、カブトガニの産卵や、子どもが育つために必要な砂浜や干潟がなくなってしまいました。
そして、今から約13年前の平成元年6月、カレイ漁の網にかかったのを最後に、大阪湾でカブトガニの姿は見られなくなりました。
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