チュウゴクオオサンショウウオ(外来種)を追加展示し、外来種について解説します
- 2012.01.16[月]
- 海遊館ニュース
平成24年1月20日(金)より、海遊館8階「日本の森」にある「オオサンショウウオ」水槽に、チュウゴクオオサンショウウオ1尾を追加展示します。既存の展示水槽を二つに仕切るかたちで一部改修し、日本国内にしか生息しないオオサンショウウオと、中国から人の手によって持ち込まれたチュウゴクオオサンショウウオを並べて展示します。

また、解説パネルでは、野生化したチュウゴクオオサンショウウオ(外来種)がオオサンショウウオ(在来種)と交雑することにより、種の存続が危ぶまれていることなどをお伝えします。
オオサンショウウオは、成長すると全長1mを超える世界最大の両生類で、日本だけに生息する固有種です。昭和27年に国の特別天然記念物に指定されました。しかし、過去に中国から食用やペットとして輸入されたチュウゴクオオサンショウウオ(外来種)が、河川等で野生化し、オオサンショウウオ(在来種)と交雑し、交雑種が生まれていることが判ってきました。
海遊館では、固有種であるオオサンショウウオをはじめ、外来種の問題について、広く関心を持っていただけたらと考えています。
【展示始日】平成24年1月20日(金)より常設展示
【展示場所】海遊館8階「日本の森」
【展示種数】チュウゴクオオサンショウウオ 1尾、全長120㎝、体重20kg
※生き物の状況により展示数の変更や展示を中止する場合があります。
※「日本の森」では、海遊館オープン当初からオオサンショウウオを展示しています。
【チュウゴクオオサンショウウオについて】
チュウゴクオオサンショウウオ 英名:Chinese giant salamander 学名:Andrias davidianus
中国の広東省、広西省、四川省、福建省、湖北省に生息する。食用やペットとして日本に輸入され、逃げ出したものが野生化したと考えられている。在来種のオオサンショウウオとは、体の斑紋や突起に違いがあると言われるが、両種を外見から識別することは困難である。日本の河川で繁殖しており、在来種であるオオサンショウウオとの交雑種が確認されている。
【オオサンショウウオについて】
オオサンショウウオ 英名:Japanese giant salamander 学名:Andrias japonicus
日本にのみ生息する固有種。岐阜県以西の本州、四国、九州の一部に生息する。夜行性で、魚や甲殻類などを食べる。昭和27年に国の特別天然記念物に指定された。近年、河川工事などの影響により生息に適した環境が少なくなり、個体数が減少している。保護が必要な生き物として、環境省のレッドリスト2003年版では危急種とされている。また、外来種であるチュウゴクオオサンショウウオと生息地を競合したり、交雑により、種の存続が危ぶまれている。





















