海遊館日記

コツメカワウソのハチとミミ

「日本の森」のコツメカワウソ。

今年6月7日号の「海遊館日記」にて、現在展示中の"わんぱくフォー"の健康診断についてお知らせしましたが、無事終わりました!

この健康診断の期間に活躍してくれたのは、ミミとハチ。
ミミは、今回、「日本の森」初デビュー。ハチは、"わんぱくフォー"の兄貴分(実は叔父)で、以前は"わんぱくファイブ"の一員でした。

ハチとミミは、以前からバックヤードでも同居しています。

ミミはマレーシアで保護された個体で、年齢は一応6歳ということですが、頭に白髪あったりして、年齢不詳です。
まるっこくて寸詰まり(褒め言葉ですよ)です。動きが速いので、写真がぶれております。
ごめんなさい。

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ミミはたいへん人間が好きで、また、足の間にはさまるのが大好きです。じっとするのはこの時くらい。

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足の間に入りたいミミ。人間だけでなく、当館のいろいろな雄たちと同居した際に、やはり足(後肢)の間に入ろうとして、怒られまくり、同居しても数時間で破局するということが続きました。
カワウソの足の間ってすごく短いですしね...。ミミに足の間に入られて、こける雄もいましたよ。
しかし、ハチとは波長があったらしく、足の間に入ってもOK。ハチもミミが異常?に大好きで、ひとときも離れたくない2頭なのでした。

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「日本の森」で過ごしたのは3日間だけでしたが、ミミはおそらく人工保育で育ったと思われます。深いプールは初めてで、こわくてとうとう入水することはできませんでした。一方、ハチは、久しぶりに見るアユに夢中!1頭で泳ぎに行ってしまい、ミミは一人っきりになってしまいました...。破局の危機??


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でも、そんなミミのために、ハチはアユを取ってきて、渡していました。

そのアユ、餌ちゃうけどな!ハチのやさしさに免じて許しましょう。

これで気分も新たに、目指せ繁殖!

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