海遊館日記

今年も順調です♪今のところは・・・

「南極大陸」水槽で暮らすペンギンたちは現在、繁殖シーズン真っ最中!
今年の産卵はアデリーペンギンから始まり、現在は飼育している3種全てで産卵、抱卵が始まりました。

アデリーペンギンとジェンツーペンギンは巣を作り、1回で2個産卵します。
が、なかなか卵を見せてくれません。

抱卵中のアデリーペンギン。
IMGP1727.JPG

このジェンツーペンギンは卵がちょっと見えてます。タイミングが良ければこんな場面も観察出来ます。
IMGP1725.JPG

オウサマペンギンは巣を作らず、足の上に卵を乗せ、お腹の皮を被せて卵を温めます。
ちなみに抱卵し、この姿勢のまま移動することも可能!
IMGP1726.JPG
オウサマペンギンは1回で1個しか産卵しませんが、とても大きな卵を産みます。
だいたいニワトリの卵の6倍ぐらいですね。

私たち担当者は毎朝、ドキドキしながら産卵チェックをしています。
新しい卵産んでへんかな...
抱いている卵が割れてへんかな...
卵の中で雛は順調に成長してるかな...
などなど、この時期は心配が尽きません。

順調にいけば、7月中旬以降には可愛らしい雛が誕生します。
今は1羽でも多く孵化するように神頼みの毎日。
あぁ~、今年は何羽生まれてくれるかな...。

皆さまも「南極大陸」水槽で抱卵中のペンギンを発見したら、孵化するように祈っていただけると幸いです。

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