海遊館日記

嵐の置き土産(以布利センターだより)

高知県土佐清水市の以布利の海は、秋口には台風や低気圧などの接近で荒れることがあります。

先日の台風の時は、強い風や高い波から身を守るため、サギたちが港の中に避難してきていました。

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嵐が過ぎた次の日...。前日、沖側から強い風が吹いたので、港の中には漂流物がたくさん集まっています。

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漂流物をよく観察してみると、風や潮の流れとは異なる動きをするものがいます。

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葉っぱの切れ端のように見えますが、これ、実はナンヨウツバメウオという魚なんです。

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網ですくってバケツに入れてみると、色や形が枯れ葉によく似ているのが分かります。

漂流物の間にはこの他にもいろいろな魚が観察できますが、ナンヨウツバメウオの幼魚を見ると「秋だなぁ」と感じます。

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