海遊館日記

毒針切り

「新・体感エリア」の「モルディブ諸島ゾーン」にある、サメとエイのタッチプールでのとある場面です。

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朝も早くから、スタッフ3名が、プールの上で何かをしています。何をしているのかというと...。

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エイをビニール製の網で捕獲しています。

実はこれ、エイの尾にある毒針の生え具合をチェックしているのです。タッチプールではお客様に安全にエイとのふれあいをお楽しみ頂くため、毒針を抜いているのですが、時間がたつと爪のように生えてくるので、定期的にチェックしなければならないのです。

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もし毒針が生えてきていたら、ハサミやヤスリを使って切ります。この時、スタッフは耐刃手袋や軍手をした上、エイを傷つけないようビニール手袋を着用し、スタッフもエイも怪我をしないよう、慎重に作業を行います。

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先日のチェックでは、2尾の棘が新たに生えてきていました。定期的な毒針チェックと毒針切りはとても重要な作業です。

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毒針切りをしたあとは、スタッフが自ら素手でエイの尾の部分を触ります。安全かどうか確かめてから、作業終了です。

タッチングプールのエイは、このように定期的な毒針チェックを行っていますが、海にいるエイには毒針が生えています。海では触らないようにしてください。

また、タッチングプールのエイについても、念のため、尾の部分には触らないようにしましょう。

係員が口うるさくお願いしておりますが、安全なタッチングのためにお許しを!
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