(株)海遊館の技術職だから、できること。

施設部 施設整備チーム 2017年入社

Q.現在の仕事内容を教えてください

生きものを飼育している特殊な環境での
電気設備の維持・修繕

キャリア採用で入社し、現在は施設部で電気設備の維持・修繕を担当しています。照明のLED化による省エネの推進や、開業から35年以上経過して老朽化した設備の更新などを計画的に進めています。日々の業務では、工事業者や社内の様々な部署と打ち合わせを重ねながら、会議用の説明資料を作成しています。水族館という、生きものを飼育している特殊な環境での工事には、他の施設にはない難しさがあります。振動や音、匂いなどが生きものたちに影響を与えるため、思い描いた通りに工事を進められないこともあります。そのため、前職の経験やこれまで培った知識をもとに、その都度工夫と試行錯誤を重ねながら進めています。それでも生きものの状態によっては、工事を中断することもあります。そんな時は、飼育スタッフと相談しながら、時間帯を変えたり、振動の少ない工具を使ったりと、できる方法を一緒に探って生きものへの影響を最小限に抑えながら業務を進めています。

Q.仕事のやりがいを教えてください

「自分にしかできない仕事」と感じながら、
責任を持って取り組めること

私の部署では、建築・機械・電気設備の修繕や更新を担当しています。中でも電気設備に詳しい社員が少ないため、「自分にしかできない仕事」と感じながら、責任を持って取り組めることが大きなやりがいです。電気が止まると水槽の生きものや施設運営に影響が出るため、設備を守るという重要な役割を担っている実感があります。また、他部署から電気に関する相談を受けることも多く、頼られる存在として働けることも嬉しいポイントです。前職では電気工事の設備管理をしていたため、技術面はもちろん、業者さんとの調整やコミュニケーションの取り方なども今の業務に直結しており、スムーズに対応できています。これまでの経験がしっかり活かせていると感じる場面が多く、日々やりがいを持って働いています。

Q.なぜ海遊館に入社しましたか

水族館の運営に関わりながら
スキルを活かしたい

前職は電気工事の施工管理で忙しい毎日を送っており、ワークライフバランスを見直したいという思いから転職を決意しました。転職エージェントに「こんな仕事がしたい」と相談したところ、海遊館の設備管理の仕事を紹介されました。最初は「海遊館にそんな募集があるんだ」と驚きましたが、もともと生きものが好きだったこともあり、大きな水族館の運営に関わりながらこれまで培ってきた技術や知識を活かせる点に大きな魅力を感じました。業界が変わることへの不安はなく、仕事内容としては前職の延長線上でスキルを活かせると感じ、海遊館への入社を決意しました。実際に入社してからは休みもきちんと取れるようになったことで、資格取得の勉強や趣味の時間も持てるようになり充実した毎日を送れています。

Q.職場の雰囲気を教えてください

話しかけやすく、分からないことも
気軽に相談できる環境

職場には生きもの好きな社員が多く、全体的に穏やかで優しい雰囲気があります。入社前に感じていた「人が優しそう」という印象はそのままで、先輩や上司も話しかけやすく、分からないことも気軽に相談できる環境です。電気担当は社内に少ないですが、前任者にも頼りながら安心して働けています。また、社内には飼育や運営など様々な職種の専門家がいて、打合せでは自分では思いつかないような意見が出ることも多く、日々新しい視点に刺激を受けています。技術者としての考え方に偏りがちな自分にとって、異なる視点を持つ人たちと協力しながら仕事ができるのはとても新鮮で面白いです。多様な価値観や考え方に触れられる環境が整っているのも、この職場の魅力のひとつだと感じています。

Q.一番大切にしていることは何ですか

お客様と飼育している生きものの安心・安全を守ること

仕事をする上で一番大切にしているのは、お客様と飼育している生きものの安心・安全を守ることです。設備トラブルは命に関わる可能性もあるため、危険がない環境を確実に整えることが何より重要だと思っています。そのため、トラブルなく工事を終えることを最優先に考えて、計画を立てています。また、工事は自分たちだけで完結するものではなく、飼育や営業、工事業者など、社内外の多くの人と連携しながら進める必要があります。そのため、協調性を持って取り組むこともとても大切だと感じています。相手が何を求めているのか、どうしたいのかを丁寧にヒアリングし、それに対してどう対応すべきかを考えながら工事を進めるよう心がけています。

Q.一日のスケジュールを教えてください

「工事期間中の一日」

施設整備チームは、建物の安全・快適な環境づくりを支える重要な役割を担っています。特に工事期間中は、現場での確認や関係者との打ち合わせなど、現場対応が中心の一日になります。そんな私のとある日のスケジュールをご紹介します。

9:00
出社・メールチェック
9:30
工事現場確認、現場指示
10:30
工事定例ミーティング
12:00
休憩
13:00
ビル管理業者と昼礼
14:00
社内他部署と工事調整打合せ
15:00
工事現場進捗確認
16:00
打合せ書類・社内稟議書類作成
17:20
メールチェック
17:30
退社

OFFの日の過ごし方

音楽ライブに出かけたりサッカー観戦をしたりして、リフレッシュしています。音楽好きになったのは幼い頃からの親の影響で、今でも趣味でギターを弾いています。父親もギターを弾くので、一緒に演奏することもしばしば。また、他の水族館や博物館にもよく足を運び、楽しみながらも海遊館に活かせることはないかとつい半分仕事の目線になって見てしまうこともあります。

Q.今後挑戦したいことを教えてください

計画段階から積極的に関わって
より良い水族館づくりに

海遊館は開業から35年以上が経過し、現在は大型設備機器の更新時期を迎えています。これからもお客様と生きものたちが安心して過ごせるよう、日々のメンテナンスや修繕を大切にしながら、予防的な機器の更新や省エネにつながる提案にも力を入れていきたいと考えています。また、将来的に大規模なリニューアルが行われることがあれば、これまでの経験を活かして、計画段階から積極的に関わってより良い水族館づくりに貢献することも目標です。
最近では、水槽の照明演出によって見え方が変化することや、生きものの飼育環境への影響、塩害による設備の劣化など、分かることも増えてきました。次の水槽づくりでは、知見を活かして「こんな照明を使ってみては?」といった具体的な提案ができればと思っています。そのように細かい部分にも目を配りながら、将来的なメンテナンスのしやすさまで考慮した設備づくりに挑戦していきたいです。

就職活動生へのメッセージ

「自分は何がしたいのか」「何に興味があるのか」を、ぜひ今一度振り返って

転職した立場から振り返ってみると、まさか自分が水族館で働くことになるとは思ってもいませんでした。しかも、その水族館で自分のスキルを活かせる仕事があるなんて、想像もしていなかったです。
自分の能力を活かせる職場は、意外なところにもあります。自分の専攻にとらわれず視野を広げてみることで、自分が本当にやりたいことや興味のある分野が見えてくることがあります。転職活動や就職活動のタイミングで、「自分は何がしたいのか」「何に興味があるのか」を、ぜひ今一度振り返ってみてください。
学科や専攻にこだわらず、幅広い分野の企業に目を向けてみれば、本当に働きたいと思える企業が見つかると思います。