「タチウオ」を冬季限定で展示しています!
「太刀ウオ?」「立ちウオ?」 キラキラと輝く「タチウオ」を冬季限定展示!
現在開催中の、海遊館イルミネーションとの連携企画として、タチウオ(約70匹)の展示を開始しました。
「タチウオ」は食材としておなじみの魚ですが、飼育が難しく水族館での展示は極めて稀で、生きている姿はまるで金属のように銀白色に輝いています。今回の展示では、「太刀(たち)のようにキラキラと輝きながら立ち泳ぎをする様子」をご覧いただけます。
「タチウオ」の名前の由来には諸説ありますが、一般には銀白色に輝く細長い姿が、太刀(たち)に似ていることから名付けられたようです。
銀白色の光沢はグアニン(銀色の色素)によるもので、タチハクと呼ばれる箔の原料になり、模造真珠や銀箔紙の材料に使われていました。
長く伸びた背ビレを波打つように動かしながら、頭部を上にした状態で「立ち泳ぎ」することも特徴で、海遊館ならではの生態展示をご覧いただけます。
【タチウオの展示について】
《展示期間》 平成29年1月上旬まで(予定)
《場 所》 海遊館6階、特設水槽
《展示生物》 タチウオ(約70匹、全長約70cm)
※生き物の状態により、予告なく展示を変更または中止する場合があります。
※タチウオは光に非常に敏感な生き物であるため、フラッシュ撮影を禁止にさせていただきます。
【タチウオについて】
和名:タチウオ(タチウオ科)
英名:Largehead hairtail
学名:Trichiurus japonicus
世界中の暖かい海に分布。日本では北海道以南で見られる。銀白色の体には鱗、腹ビレ、尾ビレはなく、尾の先はひも状。長い背ビレを波打つように動かし、頭を上にして泳ぐこともある。全長は約1.5mになる。
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