有明海に生息する大型種「ビゼンクラゲ」を展示中!

2019年7月11日(木)よりクラゲ展示エリア「海月銀河」で、有明海に生息している「ビゼンクラゲ」(傘の直径およそ50㎝、計4匹)を期間限定で展示しております。



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ビゼンクラゲ展示の様子



【期間限定「ビゼンクラゲ」展示概要】

展示期間: 7月11日から8月末頃まで(予定)
場  所: 海遊館3階「海月銀河」
展 示 数: 4匹(傘の直径およそ50cm)


※生物の状況により予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。



【ビゼンクラゲについて】  
学名 Rhopilema esculenta 

南日本の沿岸海域に生息する。かつて岡山県児島湾が名産地だったことから「備前クラゲ」の名がついたといわれている。有明海沿岸では「あかくらげ」と呼ばれている。食用になり、寒天質の傘の部分は厚くて硬く歯ごたえがある。そのことから英名では「Edible jellyfish」(食用クラゲ)と呼ばれている。大きな個体では60cm、20kgにもなる個体もいるといわれている。傘の縁に触手(しょくしゅ)はなく、8本の口腕(こうわん)には、それぞれ多数の棒状の付属器が付いている。傘は白く、口腕は赤い。傘の縁を力強く開閉させて活発に泳ぐ。7月から10月頃にかけて、有明海沖合で刺網漁(さしあみりょう)によって漁獲される。有明海で見られるものは、他の海域のものと別の種類の可能性もあり、現在研究が進められている。

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