ジェンツーペンギンと海鳥エトピリカのヒナが誕生しました
「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽で親鳥が子育て中です
2024年8月7日にジェンツーペンギン、8月18日にエトピリカのヒナが、それぞれ1羽ずつ誕生しました。
ジェンツーペンギンのヒナ (8/28撮影)
エトピリカのヒナ(9/3撮影)
ジェンツーペンギンのヒナは現在、「南極大陸」水槽で親鳥と暮らしています。時折、ヒナに口移しで餌を与える等の子育ての様子をご覧いただけます。誕生直後は親鳥の体に隠れて見えないくらいの大きさでしたが、今では体重が1㎏を超えるほどに成長しました。
エトピリカのヒナは、2021年に海遊館で誕生した「ちりっぷ(オス)」が初めてメスとペアを形成し、誕生しました。エトピリカの継代繁殖(館内で誕生した個体が、次世代の繁殖に携わること)は、海遊館では初となります。
現在は「アリューシャン列島」水槽の巣穴の中で子育てをしているため、ヒナの姿や子育ての様子はご覧いただけませんが、生後約50日ほどで巣立ちを迎える予定です。
両種のヒナを通して、生命誕生のすばらしさをお伝えできればと思います。
「南極大陸」水槽と「アリューシャン列島」水槽の親鳥の子育ての様子
今回誕生したヒナについて
[ ジェンツーペンギン]
産卵日:2024年6月30日(日)
孵化日:2024年8月7日(水)
性 別:不明
体 重:79.2g (孵化直後)
約1200g (9月3日)
[ エトピリカ]
産卵日:2024年7月8日(月)
孵化日:2024年8月18日(日)
性 別:不明
体 重:54.0g (孵化直後)
約160g (9月3日)
親 鳥:父「ちりっぷ」(2021年海遊館生まれ)、
母「けろち」