海遊館【企画展】顔博・裏討論会「海遊館の顔はダレ！？」

フサギンポ（以下、フサ）：えー、顔博・裏討論会ということで、「海遊館の顔はダレ！？」をテーマに話していきたいと思います。よろしくお願いします。
ハコフグ（以下、ハコ）：よろしくお願いします。
カエルアンコウ（以下、カエ）：よろしくお願いします。
フサ： 実際、どうですか？海遊館の顔。
ハコ： ジンベエザメだよね。いい奴だとは思うけど。
カエ：性格はいいよね。
フサ：穏やかだよね。ケンカした話とかも聞いたことない。
ハコ： でも…正直な話、何がそんなにいいんだろう？って思っちゃう。
フサ：あぁ、うん。確かにインパクトはあるけど…って。
カエ：実際のところ、大きいだけじゃない？
ハコ：体の大きさで勝負してるところあるよね。
フサ：あとは、まぁ、背中の水玉模様は純粋にオシャレだなぁとは思うけど、それだけというか。
カエ：海遊館の“顔”って言うにはちょっと物足りない感はあるよね。
ハコ：なんだろ、積極性？
フサ：精神論なの？（笑）

カエ：それも大事だけどね（笑）やっぱり顔のインパクトって大事だと思うんだよね。こういう、みんなに見てもらって、僕たちのことを知ってもらう場所で、みんながまず最初に見るのって顔だから。
フサ：第一印象は3秒で決まるって言うもんね。
カエ：そう。まず顔を見て、挨拶する。その顔にインパクトがあれば、覚えてもらえる。印象に残る。僕たちの顔っていわばコミュニケーションの武器なんだよね。
ハコ：なるほど。覚えてもらわなきゃ始まらないもんね。
フサ：極端な話、その第一印象がちょっとくらいマイナスなものでも、記憶に残らないより全然いいよね。記憶に残るってことは、関心があるってこと。関心が生まれなきゃ何も始まらない。
カエ：普段の生活の中ならいいけど、海遊館の“顔”、つまり看板になるわけだから、他より目立つ何かがないとね。

ハコ：ジンベエザメの場合はそれが大きな体ってこと？
カエ：うーん、あと、サメっていうヒーロー性？
フサ：実際それでやってきてるけど、そろそろ改革が必要じゃない？
ハコ：おお、改革とは。
フサ：ズバリ、“海遊館の顔”交代！…実はワタシ、我ながらいい線いってると思うんだよね。
カエ： ………確かに。顔のインパクトすごいもんね。
フサ：何で今ちょっと間があったの。
カエ：いや、考えてただけ（笑）
ハコ：海遊館の顔ってことはさ、グッズ展開も多いわけでしょ？
フサ：そうだね、最近でもジンベエザメがソフトクリームとかラテアートになったとか。
カエ：あれいいよね～。僕のソフトクリームも作ってほしい。
フサ：なんかすごいソフトクリームになりそう（笑）
ハコ：それ！重要じゃない？商品化のしやすさと、したときのインパクト！
カエ：あぁ～、そうか。マーケティングの観点から見ても、元となる生き物の特徴ってわかりやすくて面白い方が絶対いいよね。
ハコ：そうそう。その点、アタシたちいい素材持ってると思うんだよね。
フサ：個性的な特徴持ってるから、グッズ展開しやすそうだよね。
ハコ： やっぱり大事なのは、いかにみんなに楽しんでもらえるか、だから。
フサ：すっごくいいこと言ったね、今。
カエ：真剣さがすごい（笑）
フサ：ワタシたち、海遊館のこと好きすぎだよね（笑）

ハコ：そんなアタシたちだから～…？
フサ： “海遊館の顔”にふさわしい！
カエ：いいと思う！早速活動していこうよ。海遊館の顔を目指す会。
フサ：「海遊館の顔になり隊」とか、どう？（笑）
ハコ：言い得て妙！（笑）
フサ：よし、「海遊館の顔になり隊」ここに結成！
カエ：イエーイ！
フサ：じゃあまずは…今回の企画展で結果出さなきゃね。
ハコ：そうだね。がんばろう！
カエ：僕らの魅力をめいっぱいアピールしなきゃね。
（飼育員：もうすぐ開演でーす）
ハコ：あ、もうすぐみんなが来るって。締めて締めて。
フサ：顔博・裏討論会「海遊館の顔はダレ！？」をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。
結論は「海遊館の顔は、俺だ！」でした！っていうか、ワタシ♡
それではこれにてお開きです。解散！
カエ：ちゃっかりアピールするな（笑）