アカハナグマのお口を拝見

今月はアカハナグマの定期健康診断月でした。
年に1~2回、麻酔をかけて、採血、レントゲン、眼圧チェック、スケーリング(歯石除去)を行います。
捕獲→導入箱(麻酔のための容器)収容→麻酔→検査→再び箱に入れて覚醒させる→部屋に戻す、の行程で、1頭あたりだいたい1時間ぐらいかかります。
今回はその中でも口の写真をお見せしましょう。

お口拝見!

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これは横から見たところ。
モデルはパプリカ。

当館では果物やペレット(固形餌料)を食べているハナグマ達ですが、けっこう立派な歯です。
野生下では果物の他、鳥類や鳥の卵、昆虫、小さな哺乳類、爬虫類などを食べるということですから、さもありなん。

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こちらは正面から見たところ。
ハナグマの歯式(歯を表記する記号)は左と右上顎がそれぞれ3・1・4・2、左と下顎もそれぞれ3・1・4・2。
左から順に切歯(門歯とか前歯とかいいます)、犬歯(いわゆる牙です)、前臼歯、後臼歯です。

なので、計40本。
ヒトは32本ですから多いですね。
ちなみにみなさんの身近にいるイヌは42本、ネコは30本。

以前、ご紹介したコツメカワウソは34本、カピバラは28本と動物によって歯の数は変わります。
過去のブログ⇒「歯を見てみよう!」

今回の検査では、歯石はあまりついておらず、歯自体も折れたり欠けたりもなく、特に問題なしとのこと。
そういえば、先週は歯の衛生週間でした。

皆様も歯は大切に。

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