メダカの親子

こんにちは!暑い日が続いていますね。こんなに暑いと家で涼みたくなります!
お家といえば、特別展示「海に住んでいる夢を見る展」ですが、先日、素敵な出来事がありました。
「海に住んでいる夢を見る展」では「アクアポニックス」という、魚と植物を同じシステムで育てる循環型栽培の展示があります。

medaka_oyako01.jpg

ご覧の通り、植物の水槽と魚の水槽が点在しています。魚の排出物を含んだ水は植物が栄養分として吸収し、植物によって浄化された水は魚を育てる水槽へ再び戻るというしくみです。
ある日この「アクアポニックス」をメンテナンスしていると、すべての水槽の水が最後に集まる場所(集中槽)で、なんとメダカの稚魚を発見しました!
おそらく、展示しているメダカが卵を産み、ふ化した仔魚が配管を通って集中槽までたどり着いたと思われます。

medaka_oyako02.jpg

こちらが稚魚を発見した集中槽です。発見した時には少し成長しており、この集中槽の中で大きくなったようです。集中槽はいろいろな水槽からの水が集まっているので、メダカの仔魚の餌となるものがあったのですね。
「アクアポニックス」ならではの出来事でした。
幼魚たちは回収し、現在は親と同じ水槽で生活しています。

medaka_oyako03.jpg

左の小さいメダカが子供で右のメダカが大人です。
この夏、涼しい海遊館に来て「アクアポニックス」とメダカの親子を見てみませんか?

この記事もおすすめ!