魚のお掃除屋さん

「太平洋」水槽の片隅で、ハタのみなさんが行列中。
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何の行列かというと、魚のお掃除屋さん「ホンソメワケベラ」の待ち列なのです。

「お客さーん、エラの中もきれいにしましょうね」と手の届かないところまで掃除してくれるものだから人気が高い!
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所変わって「グレート バリア リーフ」水槽でもホンソメワケベラは大活躍です。
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ただ、前にも書いたかもしれませんが、ホンソメワケベラは自分が餌を食べたいからクリーニング行動をしています。
それが証拠に、より魅力的な魚が近づいて来たら、今掃除している魚を放り出してそっちに行っちゃいます。

さて、こちらは「グレート バリア リーフ」水槽のエポーレットシャーク。

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朝になって、サンゴの隙間の隠れ家から出てきました。すると、上からツノダシが接近しています。

でも、次の瞬間にはこのように...。
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▲ツノダシが、エポーレットシャークの鰓をつんつん。

実はツノダシもホンソメワケベラと同じようにクリーニング行動をとることがあります。
細長く尖った口は、ホンソメワケベラよりも細かい掃除ができそう!

掃除屋さんの活躍をぜひ見つけてみてくださいね。


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