春のおでかけスクール!【前 編】

こんにちは!
先日、「おでかけスクール」に行ってきました!
「おでかけスクール」とは何ぞや!?
説明しますと、飼育員と三重県志摩地方へ1泊2日のプチ旅行に出かける、去年から始まったばかりの新しいイベント行事です。
第1回目の様子は海遊館日記でご覧いただけますので気になる方はぜひこちらをどうぞ

「海遊館お出かけスクール」を開催しました!
⇒ 海遊館「お出かけスクール」2日目!

今回のテーマはずばり「クラゲを探そう!」
志摩の海でクラゲを採集し、海遊館へ持ち帰って展示するという、飼育員が普段行っている仕事をちょびっと体験できるイベントです。
では、その様子をご紹介しますね!

出発は3/25(土)。

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近鉄特急に乗って志摩市少し手前の鳥羽駅で下車。向かった先は...


↓ こちら、「海の博物館」

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人と海のつながり、歴史を学ぶことができる博物館です。
まずは博物館前の海で生き物観察。私たち飼育員が海へ入って、海藻がたくさん生えている「藻場(もば)」の生き物を捕まえに行きます。

この日の海は水温12℃、とても冷たい!(>_<)

さらに天気は曇りで風がビュンビュン吹いてきます。濡れた手が痛かった...
でも、小さな魚やエビ、イカの赤ちゃんなど、たくさんの生き物に出会えました!

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藻場は餌となるプランクトンが豊富で、さらに海藻が大きな魚から身を守るための隠れ家になるので、生まれたばかりの赤ちゃんが大きくなるのにうってつけの場所なんです。
観察した後は藻場へ返してあげました。がんばって大きくなるんやで~(・ω・)ノ

一度博物館を出て、「みやげセンター王将」でお昼ご飯。
建物の上に船が乗っかっている面白い形をしていますが、なんと会場はこの船の中!

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船に乗った気分になって、おいしいご飯をいただきました(^^)♪

食べ終わった後は下の階でお買い物。海鮮みやげがたくさん売っている、とても楽しいところです。
私もお昼ご飯に出てきた「シシャモきくらげ」を買っちゃいました(笑)

博物館へ戻ってからは、貝紫(かいむらさき)染めを体験しました。
「貝紫染め」は昔志摩地方の海女さんが手ぬぐいに魔除けの印を描くために用いていた染色方法で、貝の体内にある色素を使います。世界各地でも存在する方法で、分かっている一番古いものはなんと3600年も前なんだそうです。
あまりのスケールの大きさにびっくり!(@д@)

そんな貝紫染めで、オリジナルコースターを作りました!
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紫外線に当てて色が黄緑色から紫色に変わっていく様子も観察したかったのですが、あいにくの天気で少ししか変わらず...(;_;)
残念でしたが一度乾いた後でも色は変わるので、残りは家に帰ってからのお楽しみ、ということになりました。

博物館の見学も終えて、一路ホテルへ。
ホテルでおいしいご飯を食べて温泉に入って、それじゃあおやすみ~...の前に、参加者のみなさんと交流会を開きました!
交流会では明日採集するクラゲのお話と、クラゲが大人になるまでを体験できるクラゲすごろく大会を開催!

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すごろく大会は終盤の「スタートに戻る」が残酷すぎるあまり泣いてしまう子も出てしまうほどでした(笑)。

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参加記念の「ニフレル産モモイロペリカンの羽」も喜んでいただけて大盛り上がりでした!

これで1日目のスケジュールは無事終了!

私たちも明日に備えて早めにベッドに入りました。


が。


なにやら外で嫌な音が聞こえる気が。
ベランダの戸を開けてみると...

ザーーーーッ・・・・・

あ、雨降っとるーーーーーーーーーーーーっ(/;3д3)/ヤバイヤバイ
この天気で果たして明日のクラゲ採集はできるのかー!?

後編へ続く!

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