館内には生きものたちはもちろん、その他にも注目していただきたいポイントがたくさん!
海遊館を知りつくすスタッフが、もっと楽しむコツを伝授します
海遊館では、順路の各所にベンチを設置しています。お食事タイムなど混雑する時間帯は、水槽の前が少し賑やかになることも。そんなときは、ベンチでひと休みしてみませんか?ゆったりしている間に人の流れが落ち着き、リラックスして生きものたちを楽しめることもあるのです。
海遊館は建物の上階から順路に沿って歩きながら、ぐるぐると下っていく構造になっています。例えば、「太平洋」水槽は、最大9メートルの深さまで潜っていくような感覚を楽しめます。
同じ水槽でも上層、中層、下層で生きものの種類や行動が違います。真ん中を泳いでいる魚だけでなく、水槽の端っこの方に集まっている魚や、底の方でじーっとしている生きものも探してみてください。
館内の水槽名の看板をよく見ると、その水槽に生息している生きものが隠れています。あちこちに海の生きものや海に関するサインがあるので探してみてくださいね。
海遊館では大型のアクリルパネルを使用することで、それまでにない巨大水槽を実現しました。開業当時はアクリルパネルを使った大水槽は珍しく、当時の年間世界生産量の1.5倍にあたるアクリルパネルが使用されました。
最も大きな「太平洋」水槽に使われているアクリルパネルの厚みはなんと最大30cm!館内ルートの途中(4F)で実物が展示されているのでぜひ確かめてみてください。
館内はほとんどがスロープになっており、現在地が分かりずらい時があります。足元の出口まであと「◯m」の表示と、ホームページの館内マップで現在地を確認してみましょう。各水槽の位置や、お手洗い、ショップの情報も館内MAPから確認できます。
ジンベエザメを見られる最初の場所は混みがち
その先へ進んでから見よう
「グレート・バリア・リーフ」水槽を曲がって「太平洋」水槽が初めて見える角は多くの方が立ち止まります。「太平洋」水槽はその先で何度も見られるので、少し先に進んでから見るのもおすすめです。
フロアによってさまざまな生きものの
エサやりが見られる
ジンベエザメのエサやりは海面で行うため、上層ではより迫力のあるお食事タイムを見ることができます。立ち泳ぎでエサを吸い込む様子は「太平洋」水槽の下層からもよく見えるので、ゆったり楽しみたい方はあえて下の階から見上げるのもおすすめです。
人数限定のジンベエバックヤードに
参加してみよう
普段は飼育員しか立ち入れない「太平洋」水槽のバックヤードに入って、ジンベエザメをはじめとする生きものたちを水槽の上側から観察できる人数限定のプランです。
平日は休日よりは比較的空いている時間帯も多いです。ただし、下記シーズンの平日は、団体のお客様が多数お越しのため午後からのご来館がおすすめです。
飼育員が生きものについてレクチャーするイベントや閉館後にゆったり海遊館を巡れるイベント等を不定期で開催しています。
毎日17時からは「夜の海遊館」を開催しています。昼間とは違った生きものの動きや表情、深いブルーの海に月明りのように差し込む光の中で生きものたちが泳ぐ幻想的な様子をご覧いただけます。
天保山マーケットプレースでお食事やお土産を買う予定の方は、海遊館の入館券を提示するとお得な特典を受けられる店舗があります。事前にチェックしてみてくださいね!
海遊館を出る前に、館内出口付近のスタッフに「再入館したい」「再入館スタンプを押してほしい」とお申し出ください。海遊館に入館された方は、当日に限り、全員再入館することができます(閉館時間の1時間前まで)。途中でおなかがすいたり、お子さんが寝てしまったりしたときには、再入館システムを活用して、海遊館を贅沢に楽しんでみてください。
海遊館では生きものを飼育・展示するだけではなく、水族館の役割でもある「種の保存」や「調査・研究」にも取り組んでいます。
「生きものを知る」では、海遊館で生まれた赤ちゃん情報や、水族館では身近でも、実は生態が解明されていない、野生で数が減少している生きものについてより詳しく知ることができます。