「エボシクラゲ」と「アンドンクラゲ」を展示します

「ふあふあクラゲ館」に、烏帽子(えぼし)と行灯(あんどん)?
平成24年9月13日(木)から、館内3階「ふあふあクラゲ館」で、帽子(えぼし)のような形の「エボシクラゲ」約20匹と、行灯(あんどん)のような形の「アンドンクラゲ」約3匹を展示します。両種とも海遊館では初めての展示です。※生物の状態により、展示点数が変更になる場合があります。
「エボシクラゲ」は、ガラス細工のような傘の上にある突起が、まるで「烏帽子」のように見えることからこの名前が付けられました。太平洋側の温暖な海域で見られますが、発見例が少なくこれまで採集する機会がなかったため、海遊館では初めての展示となります。
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「アンドンクラゲ」は、傘の四隅から一本ずつ触手が伸びている姿が「行灯」を想像させることからこの名前が付けられました。クラゲの中では、速く泳ぐことのできる種類で毒が強く、お盆の頃に海岸付近で目撃することがあります。長期飼育が難しく、海遊館では初めての展示となります。
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「ふあふあクラゲ館」では、美しく神秘的なクラゲの姿を、年間を通してご覧いただくため、専用の繁殖施設を備えていますが、姿形がユニークで珍しいクラゲをご覧いただくため、定期的に野外採集や他の水族館との生物交換を行っています。
今回の「エボシクラゲ」と「アンドンクラゲ」の展示により、これまでに海遊館で展示してきたクラゲは、44種類となりました。

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