海遊館日記

以布利センターのご紹介

ジンベエザメ「天ちゃん」が高知県土佐清水市にある「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」に引越した後、数日間、以布利センターに滞在し、観察などのお手伝いをしてきました。

以布利センターは、海遊館で展示する生き物の収集と飼育、周辺海域の調査研究を行っています。

基本的に一般公開していませんが、とても大切な役割を果たしています。

以布利センターのスタッフは、地元の漁業関係者と協力し、展示に必要な生き物を収集したり、水槽や港内のイケスに収容している魚類の餌付けや健康状態のチェックを行います。

また、研究施設や水槽の管理(設備メンテナンス、掃除など)や地元の方々との交流などもあります。お祭りなどに参加することもあるんですよ。

そのほんの一部をご紹介します。


まずは、ジンベエザメ。
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港内のイケスでは、地元の漁師さんからゆずっていただいた魚を一時的に収容しています。台風等の影響がありそうな時や長期的に飼育する場合は水槽へ移動します。
イケスに潜って、中の生き物の様子を観察することも。
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水槽設備メンテナンス(ポンプやクレーンなど設備機器のチェック)も行います。
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定期的に大阪から設備担当者がメンテナンスに来ますが、日々のチェックは以布利センターのスタッフが行います。
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水槽の掃除もしなければなりません。観察用窓があるので、アクリル掃除も行います。
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なお、以布利センターは研究施設ですので、通常は一般公開をおこなっておりませんが、地域振興への協力を目的として、ジンベエザメを飼育している「以布利第二水槽」を、土・日・祝日のAM9:00~PM3:00まで特別公開しています。

ご覧いただけるのは、ジョン万次郎資料館か足摺海洋館に入館された方(半券必要です)、もしくは土佐清水市民の方。さらに、高知西南交通の「しまんと・あしずり号周遊観光バスツアー」でもご覧いただけます。

なお、作業や生物の状態によっては、予告なく公開を中止する場合がありますのでご了承ください。
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