調査・研究
2025年06月12日
葛西臨海水族園と共同で取り組んでいるミナミイワトビペンギンの人工繁殖研究が、両園館が加盟する日本動物園水族館協会(JAZA)の最高の賞である「古賀賞」を受賞し、2025年5月22日(木)に開催された同協会の総会にて表彰されました。
海遊館では2011年より、野生下において絶滅の恐れがあり、また、日本国内での飼育個体数も減少傾向にある本種の繁殖生態の解明と人工繁殖技術の確立を目指した研究を開始しました。2016年からは葛西臨海水族園と連携し、同年に本種では世界初となる液状保存精液を用いた人工授精に成功しました。 2017年には両園館で共同研究契約を締結し、さらなる研究の発展を目指して冷凍保存精液による人工繁殖に着手しました。
2022年に葛西臨海水族園で誕生した雛が冷凍保存精液を用いた人工授精による個体と判明し、本種では世界初となる繁殖成功、さらに2024年には、海遊館で誕生した雛が世界2例目の成功を収めました。

日本動物園水族館協会(JAZA)総会の授賞式の様子(豊橋総合動植物公園提供)
この度、14年にわたる研究の実績が認められ、日本動物園水族館協会より「古賀賞」を受賞しました。古賀賞は、希少動物(繁殖が難しく、世界的にも重要な種)の繁殖にとくに功績のあった動物園や水族館に対して贈られる、日本動物園水族館協会の最高の賞です。1986年の制定以降、これまでに37件の授与があり、本件が38件目となります。
海遊館と葛西臨海水族園は、本研究で培った技術を用いて、館内繁殖による国内のミナミイワトビペンギンの継続飼育や、将来的には野生下のペンギン類保全へ貢献できればと考えています。研究の発展のため、これからも取り組みを続けてまいります。


2026.06.12
ニュース
【重要】チケットの偽サイト・詐欺にご注意ください
いつも当施設をご利用いただき、誠にありがとうございます。現在、当施設の正規チケット販売店を名乗る偽のチケット販売サイト(kaiyukan.world)が確認されており、主に海外からお越しのお客様を中心に被害が発生しています。当施設の公式チケットは、以下の正規ルート以外では一切販売しておりません。 公式・正規販売ルート・海遊館公式ホームページ・Klook・KKday・Trip.com 【ご注意】上記以外のサイト(SNSや転売サイトなど)で購入された不正規チケットではご入館いただけません。また、トラブルの責任も負いかねます。不審なサイトや極端に安い価格で販売されているチケットを見かけた場合は、ご購入をお控えいただきますようお願いいたします。 みなさまが安心・安全に当施設をお楽しみいただけるよう、ご理解とご注意をお願い申し上げます。
2026.10.07
生きもの情報
飼育員が北極圏で採集した生きものたちを11/8より追加展示!
2026年11月8日(日)より、館内「北極圏」水槽(3階水中部分)にて、飼育員が北極圏で採集した魚類やカニ、ヒトデなど、北極圏で暮らす生きものたち合計17種85点を追加で展示します。 アイシェイドスカルピン(オコゼカジカ)※海遊館初展示アークティックコッド(ホッキョクダラ) 海遊館では、2026年6月19日から7月31日までの43日間、北海道大学の練習船「おしょろ丸」が実施した北極航海調査に飼育員が同行し、約27種370点の生きものを採集しました。今回、それらの中から「アイシェイドスカルピン(オコゼカジカ)」など海遊館初展示の3種をはじめ、17種85点(予定)を追加展示し、合計22種205点(予定)の北極圏で暮らす生きものをご覧いただきます。また、今回追加展示を行うにあたり、生きものたちをバックヤードから展示水槽へ引っ越しさせる、普段はご覧いただくことのできない作業を、飼育員とともに体験することができるプログラム「飼育員目線の特別体験~北極の生きものたち編~」を開催します。調査に参加した飼育員によるレクチャーや航海中のエピソードを聞くほか、現地で採集した生きものを展示水槽へ移す作業をご体験いただけます。※参加方法などの詳細は、イベントページをご確認ください。 主な展示生物 フィッシュドクター(ハダカゲンゲ) ケルプスネイルフィッシュ(クサウオの仲間) ファジーハーミット(ヤドカリの仲間) ブルーキングクラブ(アブラガニ) フサトゲニチリンヒトデ(ヒトデの仲間) シーラズベリー(サンゴの仲間) ※生きものの状態により、予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。
2026.10.06
生きもの情報
オウサマペンギンの赤ちゃんが誕生しました
~ほほえましい子育ての様子をご覧いただけます~ 2026年9月19日(土)に、「南極大陸」水槽でオウサマペンギンの赤ちゃんが1羽誕生しました。誕生時から親鳥がおなかの下で育てているため、なかなかその姿を見ることができませんでしたが、誕生後約2週間を経過し、時折親鳥の足元から顔を見せるようになりました。口移しで餌をもらうなどの子育ての様子をご覧いただける機会が増えましたので、お知らせいたします。 赤ちゃんは順調に育っており、飼育員が毎朝体重測定を行い成長を見守っています。 9月19日誕生のオウサマペンギンの赤ちゃん(10月6日撮影) 【オウサマペンギンの赤ちゃんについて】 ・産卵日 : 2026年7月22日(水)・孵化日 : 2026年9月19日(土)・性 別 : 不明・体 重 : 約200g(孵化直後)→ 約840g(10月6日時点) 【2羽目】・孵化日 : 2025年9月24日(水)・性 別 : 不明・体 重 : 192g(孵化直後)→ 約350g(10月7日時点) --> ※赤ちゃんの状態により、展示を予告なく中止する場合がございます。