生きもの情報
2022年09月15日
海遊館初!「海月銀河」と特別展「視点転展(してんてんてん)」にて、「ギンカクラゲ」を期間限定で展示します。
※展示終了いたしました
ギンカクラゲは直径4cm程度の小型のクラゲです。1個体のように見える姿は、実は複数のクラゲが集まった「群体」という、クラゲの中でも珍しい生態を持っています。中央にある盤状の浮きを使って外洋の海面を漂いながら生活していますが、時折潮の流れに乗って沿岸部までやってきます。
今回の展示個体は、高知県土佐清水市にある海遊館の研究施設「大阪海遊館 海洋生物研究所 以布利センター」近くの港内で採集しました。
展示期間 | 2022年9月15日~ |
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場 所 | 海遊館3F「海月銀河」 エントランスビル4階 特別展「視点転展」 |
展 示 数 | 12匹(直径約4cm) |
※生物の状況により予告なく展示期間や展示数を変更する場合があります。
学名:Porpita porpita
盤状の浮きが銀貨に似ることが名前の由来。触手のように見える部分はそれぞれが「個虫」と呼ばれる個の生命であり、個虫が複数集まって1つのギンカクラゲを形成する。また、この姿はクラゲの生涯中の一形態である「ポリプ期」の姿で、一般的にクラゲと聞いて思い浮かぶ「クラゲ期」の姿は傘の直径が数mm程度ととても小さい。
2025.04.24
生きもの情報
※展示終了しました【海遊館初展示】タカアシガニの「メガロパ幼生」の展示をしています
※展示終了しました「日本海溝」水槽で孵化したタカアシガニの幼生を4/23より、エントランスビル4F、飼育員カウンターにて期間限定で展示しています。 2025年3月7日(金)に、「日本海溝」水槽でタカアシガニの赤ちゃんが生まれているのを飼育員が発見し、バックヤードにて大切に飼育していました。タカアシガニの赤ちゃんは誕生直後は「ゾエア幼生」と呼ばれ、大人とは異なる姿をしています。脱皮を繰り返しながら「メガロパ幼生」を経て、大人と同じ姿の「稚ガニ」に成長します。この度、メガロパ幼生(約3mm)まで成長しましたので、世界最大のカニ「タカアシガニ」の今しか見られない貴重な姿をぜひご覧ください。また、タカアシガニの幼生の成長の様子はブログ「海遊館の舞台ウラ」でも紹介しています。 期 間 2025/04/23~ 場 所 海遊館エントランスビル4F 飼育員カウンター 種 類 タカアシガニのメガロパ幼生(大きさ約3㎜) 5匹程度 ※生き物の状況によっては急遽展示を中止する場合がございます。 タカアシガニ 英名:Japanese giant spider crab学名:Macrocheira kaempferi オスは鋏脚を広げると3m以上にもなる、世界最大のカニ。より大きな分類群である節足動物としても世界最大の種で、主に日本近海に分布するが、台湾などでも漁獲例がある。普段は深海域で生活し、春になると産卵のために浅海域へ移動することが知られている。
2025.03.28
生きもの情報
【お知らせ】「アリューシャン列島」水槽のリフレッシュ工事について[4/9~]
「アリューシャン列島」水槽は、2025年4月9日からより良い飼育環境の整備のため、ご覧いただけません。ご了承ください。工事終了は2025年秋以降を予定しています。 なお、エトピリカのバックヤードでの暮らしぶりを、海遊館HPのブログ「海遊館の舞台ウラ」でお伝えする予定です。
2025.02.26
ニュース
【3/5より様々な装飾や催しが登場!】「海遊館」「天保山マーケットプレース」は35周年を迎えます。
2025年7月20日に、「海遊館」「天保山マーケットプレース」は35周年を迎えます 「海遊館」「天保山マーケットプレース」の35周年スローガンは『こころが、フフフ』。みなさまのこころがフフフと笑うような、"ちょっと"ワクワクする場所を目指します。 シンボルマークは、"ちょっと"ワクワクする「ワクワクのかけら」。ジグソーパズルのピースに見立て、それらが組み合わさって1つの形となるデザインとしました。2024年11月28日(木)にリニューアルオープンした、世界最大のサンゴ礁を再現する「グレート・バリア・リーフ」水槽と「35(サンゴ)」にちなんだサンゴ礁の他、周辺施設の天保山大観覧車や観光船サンタマリアをデザインに取り入れています。 また、35周年を迎えるにあたり、特設サイトを3月5日にオープンします。35周年を彩る様々な装飾や企画など盛りだくさんで周年イヤーを盛り上げますので、イベント情報はぜひ特設サイトでご確認ください。